かつてリヴァプールでプレーしたことで知られる元イングランド代表MFスチュワート・ダウニングが、37歳で現役引退を発表した。
スチュワート・ダウニングは1984年生まれの37歳。育成の名門ミドルズブラの下部組織で育ち、17歳でプレミアリーグにデビューしたMFだ。
左足からの正確なクロスボールを得意としたサイドアタッカーとして台頭し、2005年にはイングランド代表にも招集を受けるなど、プレミア屈指の若手として評価された。
ミドルズブラが降格したことから2009年にはアストン・ヴィラへ移籍し、その後リヴァプール、ウェストハムでもプレーした。
そして2015年に古巣のミドルズブラへ戻り、2019年にはブラックバーン・ローヴァーズへ移籍。下部リーグではコンスタントにプレーしていたが、今回37歳で現役を引退することを発表した。
スチュワート・ダウニング
「これまでプレーしてきたすべてのクラブ、すべての監督、すべてのファン、すべてのスタッフに感謝したいと思う。
子供の頃に夢見ていたようなクラブでプレーし、夢見ていたような選手の何人かとピッチで戦うことができた。何年にも渡って信じられないような経験をした。
イングランド代表で35試合もプレーできたことを非常に誇りを持って振り返る。一生残る素晴らしい記憶を作れた。このキャリアを歩めたことはとても幸運だったと感じているよ」
20年間のプロキャリアで700試合に出場してきたダウニング。通算成績は715試合で70ゴールという数字だった。
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」