『Daily Mail』は1日、「ミドルズブラの元イングランド代表MFステュワート・ダウニングは、契約に含まれていた条項を取り消した」と報じた。

かつてイングランド代表でもプレーしたことで知られるダウニング。リヴァプールではあまり活躍できなかったが、名クロッサーとして知られているアタッカーだ。

彼は2015年にウェストハムから古巣ミドルズブラに復帰し、現在は2部リーグを戦っている。

今季は前半戦でレギュラーを務めていたが、なぜか2019年に入ってからは突然スタメン起用がゼロになっていたのだ。

記事によれば、その理由は「クラブがダウニングの契約条項に気づいたから」なのだそう。

クラブのニール・バウサーCEOは、週給3万5000ポンド(およそ510万円)年俸にしておよそ2億6000万円を受け取っているダウニングの契約に「スタメン起用の試合がある数に到達した場合、自動的に1年延長される」という条項を発見。

しかもそれが「あと一試合」という状況だったことから、ダウニングのスタメン起用が不可能になっていたというのだ。

トニー・ピューリス監督もその状況には不満を覚えており、ダウニングを起用できるようになるよう会長に訴えていたそうだ。

そこで今回ようやく会長、そしてダウニングとの話し合いが行われ、その条項を撤廃することに合意。ダウニングは今週末からスタメン起用が可能な状況になったという。

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ただ、現在8位につけているミドルズブラはプレミアリーグ昇格を成し遂げられない場合、条項が撤廃されたとはいえダウニングとの契約を延長することはできず、減給を求めていく方針だそう。

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