かつてマンチェスター・ユナイテッドを26シーズンに渡って率いた伝説の指揮官サー・アレックス・ファーガソン。
今でも彼の時代はクラブの黄金期であると評価されている。「ヘアドライヤー」とも言われるほどの怒りっぽさを持ちながらも、選手への求心力は抜群であった。
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6シーズンに渡ってファーガソン監督の下でプレーしたポルトガル代表FWナニは、『TribunaExpresso』でのインタビューで以下のように振り返ったという。
ナニ
「問題は一度もなかったよ。例えば休日の前日など、タイミングを見計らって夜に出歩いていた。ほかにはクリスマスや新年のような特別な日にね。
イギリスではそのような日に何をしたって誰も気にすることはない。
それはファーガソン監督の魅力の一つだね。選手との接し方をよく知っていて、特別な日であることを理解していたからだ。
大晦日の夜には、僕たちは酔っ払ってトレーニングに現れることもあった。しかしファーガソン監督はそれも気にしなかった。
ただ、僕はもう34歳だからね。トップレベルでプレーするためには、そのようなライフスタイルは諦めなければならないよね」