マウリツィオ・サッリ対ジョゼ・モウリーニョの監督対決でも注目されたローマダービー。
点を奪い合う展開となった熱戦は3-2でラツィオが勝利した。
ジュゼッペ・パストーレ氏によれば、セリエA史上初めて、ローマ生まれの選手がひとりもいないローマダービーになったそう。
ローマ生まれで現在ローマのキャプテンを務めるロレンツォ・ペッレグリーニは累積警告のために欠場。その影響が大きかったようだ。
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また、かつてローマの王子に君臨したフランチェスコ・トッティはこんな話をしていたそう。
フランチェスコ・トッティ
「選手になる前の自分はシーズンチケットホルダーだったし、熱狂的なロマニスタだった。
ローマの街は選手とファンに特別な関係をもたらす。私と彼らにも相互の愛があったし、私は他の選手たちとは違う生き方をしていた。
ローマ―ダービーでいえば、20年前は少なくとも3~4ヵ月前からは話題になったものさ。
スクデットよりも2つのダービーに勝つほうを優先する人もいた。
大事なのは負けないこと。負けたら、次のリターンマッチまで待たなければいけなかった。ローマで敗戦を生き抜くのは難しかったからね」
「(ローマっ子のペッレグリーニについて)
彼は他の選手よりも何かを持っていると私は常に言ってきた。彼には素晴らしいキャリアを送って欲しい。
ローマは難しいところだ。彼は私やダニエレ・デロッシのようには評価されていないかもしれないが、今のまま続けていれば、全てを味方につけることができるだろう」