サッカー界でも進む新型コロナウイルスのワクチン接種。ただ、接種に対する意見は人それぞれであり、ワクチンを拒む選手もいる。

そうしたなか、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督の発言が話題になっている。『Mirror』によれば、こう述べていたそう。

ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)

「(リヴァプールは)99パーセントがワクチン接種をした。

私が選手たちを説得する必要はなかった。チームのためのより自然な決断だった。

一対一で選手と話したり、なぜそうするべきなのかを説明した記憶はない。私は医者ではないからね」

「私自身は飲酒運転と同じようなものだと考えた。

ビールを1~2杯飲んでもまだ運転できると思ったことが誰にでもあるだろう。だが、法律では運転は許されないので、我々は運転しない。

ただし、この法律はビールを飲んで運転したい時に私を守ってくれるものではない。

私が酔っていたりする時に他の人達を守るためのものだ。そして、我々はそれを法律として受け入れている。

私にとっては全く同じことだ。自分を守るためだけにワクチン接種をするのではなく、周りの人達を守るためにワクチンを打つ。

なぜそれが自由の制限になるのか理解できない。もしそうなら、飲酒運転をしてはいけないのも自由の制限になる。

私がワクチン接種をしたのは、自分自身のこともそうだが、周りの人達のことが心配だったからだ。

もし私が感染して苦しんでも、それは自分のせいだ。もし自分が感染して周囲に拡散させたら、それは彼らではなく私のせいだ」

クロップ監督はワクチン接種の拒否は飲酒運転と同じと断罪していたとか。

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プレミアリーグではチーム内の接種率が5割以上のクラブが7つしかないことが問題視されている。

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