2016年から2018年12月までマンチェスター・ユナイテッドを指揮したジョゼ・モウリーニョ監督。
そのマネージメントスタイルにユナイテッド選手たちは辟易していたと伝えられている。
ただ、指揮官と良好な関係を築いた選手もいた。イングランド代表MFジェシー・リンガードが『The Players Tribune』でこう綴っている。
ジェシー・リンガード(マンチェスター・ユナイテッドMF)
「当時のユナイテッドで監督だったのは、ジョゼ・モウリーニョ。
彼は選手がケガをするのがあまり好きじゃなかった、それを知りたがらなかった。
こっちは『(怪我は)自分のせいじゃない。そうでしょ、ボス!?』って感じだったよ。
それでも、ジョゼとはいい関係にあった。僕にはよくしてくれたよ。
ケガをする前から僕を信頼してくれて、重要な試合で起用してくれた。
チームはタイトルを勝ちとり、彼は僕を優勝経験者にしてくれた。彼はそういう面を引き出すことができるんだ。
彼は選手と個人的なつながりを持つことも好きだったね。
スマホを見た時に、彼からFaceTime(通話アプリ)の通知をランダムに受けていたことがあった。突然ね。
最初はすごく奇妙に思っていたよ。『やぁ、ジェシー、何してる?』って感じで電話をしてくるんだ。
僕は『えっーと、くつろいで、テレビを見てますよ…(気まずい沈黙があり)…監督は何してるんです?』って感じでね。Hahaha!おもしろいよね。
彼がどれほど僕らを気にかけていたかが分かる。
でも、ケガについては大変だった、彼は聞きたがらなかったからね」
あのモウリーニョが選手と個人的な通話をしていたとは、ちょっと意外だ。
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ただ、怪我の話になると、ご機嫌斜めになってしまったとか。