24日に行われたJFL第27節、FCティアモ枚方対ラインメール青森の試合を取材させていただきました。
JFL昇格初年度ながら上位に付けるティアモ枚方ですが、ここのところはなかなか一貫性ある結果を残せておらず、この2試合は勝ちから遠ざかっています。
一方のラインメール青森もこの4試合で2分け2敗と勝利から見放されており、J3への昇格を目指すクラブとしてはもはや3ポイント以外狙うものはないという状況にありました。
試合は1-3、アウェイのラインメール青森が勝利を収める結果になりました。
前節の三重戦に続いてのゴール、そして第5節以来半年ぶりとなる先発出場で結果を残した坂東篤選手。ゴールについては「セットプレーから自分が触ることはあまりなかったが、いいボールが入ってきたので、ジャンプして決めるだけでした」と話していました。
このところ気温が一気に下がった青森の環境については、「先週は途中で雹が降ってきたりもした。ベンチの選手もウインドブレーカーの下に自前のダウンを着込んでいたくらい」とも。
久々の勝利をあげた青森の安達亮監督は、新しく先発に抜擢した坂東選手と野口選手について「練習中も非常にコンディションがよかった。思い切って変えてみた」と説明していました。
一方、枚方の小川佳純監督は「自分たちがやろうとしていることの半分くらいしか出せなかった試合。強度や激しさで力負けした」と敗戦を振り返っていました。