ヴォルフスブルクはマルク・ファンボメル監督の解任を発表した。
昨季4位でUEFAチャンピオンズリーグ出場権を手にしたヴォルフスブルクは、オリヴァー・グラスナー監督がフランクフルトに移籍。その後任として招かれたファンボメル監督だが、わずか13試合で解任が決まった(4勝3分6敗)。
今季はDFBポカールで4部クラブに敗れるもブンデスリーガでは開幕4連勝。だが、最近は4連敗を喫するなど8試合勝ちなしと苦しんでいた。ホームでフライブルクに0-2で敗れた後には一部サポーターが監督解任を叫んでいたという。
ヴォルフスブルクのマネージングディレクターは「団結よりも分裂する要因が多かった。この困難な状況から抜け出し、一刻も早く事態を好転させるための信頼が欠けていたため、協力関係を解消する決断に至った」と解任の理由を説明。
一方、ファンボメル本人は「この決断には驚いているし、失望している。一緒に成功する軌道に戻ることができると確信していたからだ」と述べている。