柴崎岳が所属しているスペイン2部のレガネスは、23日に行われたテネリフェとの試合で1-2と敗れ、3部降格圏から抜け出すことができなかった。
しかもこの試合では珍しい事件が発生。アトレティコ・マドリーから期限付き移籍で加入したFWボルハ・ガルセスが突如試合を欠場した。
その理由は、メリリャで行われる兄の結婚式に出席するため。クラブはそれを許可していなかったが、ボルハ・ガルセスは命令を無視してチームを離れていた。
ボルハ・ガルセス自身は試合に間に合うよう午後4時にレガネスへと戻ることを約束したそうだが、空港に戻ってきたときにはすでにメンバーから外されていたとのこと。
レガネスのアシエル・ガリターノ監督は「彼は私が好きな選手だったが、このような状況を受け入れることはない。二度とレガネスのシャツは着ないだろう」と宣言していた。
それを受けて、ボルハ・ガルセスはSNSで「謝罪動画」を掲載した。
Buenas noches pepineros, pido perdón de todo corazón al club, al cuerpo técnico, a mis compañeros y a la afición. pic.twitter.com/m3vcebgUla
— Borja Garcés ⚽ (@borjagarces9) October 25, 2021
「ペピネロス(レガネスの愛称)、クラブ、コーチングスタッフ、チーム名と、そしてファンに心からお詫び申し上げます」とコメントしたボルハ・ガルセス。
レガネスの公式声明でも、ボルハ・ガルセスが月曜日の練習でスタッフや選手に謝罪を行い、セッション参加を許されると同時にかなりの罰金が言い渡されたことが発表されている。
『Marca』によれば、あとはアシエル・ガリターノ監督に謝罪が受け入れられるかどうかだそうだが…。