2021シーズンの明治安田生命J1リーグもいよいよ佳境。残り5試合の戦いを迎えている。

清水エスパルスは33節終了時点で20チーム中15位。18チーム中16位だった昨季に比べれば順位を上げているが、降格圏との差はわずか2だ。ここからの5試合で来季のすべてが決まると言っても過言ではない。

そんな清水の中盤を支えるブラジル人ボランチ、ホナウドをこのタイミングで直撃!

Qolyが新たにスタートさせた「選手のお名前企画」に関する話題とともに、今夏来日した25歳のMFに、清水エスパルスや中盤でコンビを組む松岡大起、さらには前節対戦した川崎フロンターレの印象などについて聞いてみた。

(取材日:2021年10月28日)

――来日してから3か月が経ちました。清水エスパルスやサポーターの印象はいかがですか?

まず清水エスパルスというチームについてですが、このチームに来てからすごく自分のプレーをしやすい環境とチームメイトが揃っていると感じています。

みんな困ったことがあれば助けてくれます。もちろん僕はチームが難しい状態の中で来日してきたのですが、本当にみんなに助けてもらってやりやすい形で仕事に取り組めています。

サポーターについては本当にどんな時も応援してくれる存在です。日本の方々はすごく尊重してくれますし、優しい人たちだと感じています。まだ来日して2、3か月くらいですが、そのようなことを強く感じています。

――ロティーナ監督のサッカーは?

サッカーのスタイルという点ですごく尊敬するものがあります。

マークのところ、守備のところの統率がされていて、特に自分のポジションで言えばもう一人のボランチとの関係でナナメのラインを作るというところ、細かくポジション修正していくサッカー、さらにゴールをみんなで守る、とてもいいスタイルだと思っています。

そのスタイルをうまく実現できることを目指しています。もちろん完璧にやることはなかなか難しいですが、それでもより良くなるように毎日取り組んでいます。それによってチームが勝てるように清水の助けになりたいといつも考えてやっています。