PSGの女子チームに所属するキーラ・ハムラウィが襲撃され、鉄の棒で足などを殴られたショッキングな事件。
この事件をめぐって、元フランス代表DFエリック・アビダルが事情聴取を受ける見込みとなった。
ハムラウィは2018~2021年夏までバルセロナの女子チームでプレー、アビダルも2018~2020年夏までバルサでスポーツディレクターを務めている。
捜査当局はハムラウィの携帯電話のチップがアビダルの名前で登録されたものだったと特定。ハムラウィも「元交際相手の名前」で登録されたものだと認めたという。
2人は密接な関係にあり、それをめぐる復讐劇の可能性が出てきたのだ。ハムラウィは襲撃された際、「既婚の男と寝るのか?」という言葉を浴びせられている。
検察官は「アビダルはすぐに聴取される」と認めており、彼の妻からも話を聞くかもしれない。
『RMC Sport』によると、その妻アイエ・アビダルさんは、自ら当局の事情聴取を要請したという。
彼女の弁護士は「依頼人は自らへの疑惑を終わらせるために、検察に事情聴取を求めた。彼女は事件とは何の関係もない」と主張している。
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検察側も、復讐説は可能性のひとつに過ぎず、まだ根拠はないとしつつ、アビダル本人だけでなく、アイエさんにも聴取を行う可能性を示唆している。