今季、リヴァプールに復帰した南野拓実。

ユルゲン・クロップ監督は彼の能力を評価しているが、今季もリーグ戦でのプレータイムは40分に留まってる。アストン・ヴィラ戦も投入されたのは後半43分からだった。

そうしたなか、『Liverpool Echo』は、南野とディヴォック・オリギを比較しつつ、こんな指摘をしていた。

liverpool Echo

「ヴィラ戦での冷遇で、南野の地位にも新たな疑念が生じている。

ジョタ、フィルミーノ、オリギが先発できなかったために、この日本代表は先発起用が予想されていた。だが、彼は88分に投入されたのみ。

クロップ監督はアーセナル戦でゴールを決めた南野の努力とバーサタリティを絶賛しているが、今季プレミアリーグでの出場は40分だけだ。

オリギと同じようにこれから1月にかけて出場機会を増えることが期待されているが、南野はオリギとは違って、まだピッチ上で自分自身を主張できていない。

この日、アレックス・オックスレイド=チェンバレンが先発起用されたことで、リヴァプールに加入して2年が経過した南野のクラブにおける立場が問われることになるだろう。

彼はレッドブル・ザルツブルクから725万ポンド(10億円)で獲得されたが、この1月に同じような機会があれば、レッズは再びチームを補強したくなるはずだ。そうなれば、南野は最大の落ちこぼれになってしまう」