今季セリエAを戦っているサレルニターナであるが、1月にもその資格が剥奪される可能性があるようだ。
サレルニターナが抱えている問題は、オーナーのクラウディオ・ロティートにある。
彼はラツィオのオーナーでもあるのだが、セリエAの規則では「1人の所有者が同じディヴィジョンで複数のクラブを持つことを禁止する」と定められている。
そのため、今シーズンが始まった当初から違法状態にあり、クラウディオ・ロティート氏はクラブを引き取ってくれる新しいオーナーを探していた。
しかし、当初は7月までとされていた期日は延期に延期を重ねており、イタリアサッカー連盟が定めた6ヶ月という最終締め切りにも間に合わなくなっていた。
『L'Equipe』などによれば、何度かサレルニターナを購入したいというオファーはあったとのことだが、その条件が問題となって認められなかった。
それはオファーの形式や価格の公平性、独立性を担保するための利害関係、そして長期的にクラブを運営するための経済的要件を満たしていないという理由からだったそう。
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結果としてどこにも売られることがなかったサレルニターナは、早ければ1月にもセリエAを戦う権利を剥奪される可能性があるそうだ。