2018年に始まったUEFAネーションズリーグ。欧州最強の代表チームを決める大会だが、今後は南米勢も参戦するかもしれない。
『ESPN』によれば、2024年以降にブラジルやアルゼンチンなど南米10か国が加わる可能性が出てきたとのこと。UEFAのズビグニェフ・ボニエク副会長がそれを認めた。
UEFAとCONMEBOL(南米サッカー連盟)は、それぞれの大陸王者であるイタリアとアルゼンチンが2022年6月にロンドンで戦うことにも同意している。
ズビグニェフ・ボニエク(UEFA副会長)
「現フォーマットでの最後のUEFAネーションズリーグになる。
我々はCONMEBOLとの会談を行った。2024年からその大陸のチームが大会に参加する。
フォーマットはどうなるか?いま検討中だ。
代表チームの試合スケジュールには制限があるので、あまりミックスしすぎることはできない」
フォーマットが新設されるタイミングで南米チームも加える意向のようだ。
ブラジル、アルゼンチン、コロンビア、チリ、ペルー、ウルグアイがリーグA、ボリビア、エクアドル、パラグアイ、ベネズエラがグループBに追加される見込みだそう。
ただ、UEFAの広報は「UEFAはCONMEBOLのネーションズリーグ参戦など多くのプロジェクトに取り組んでいる。だが、何も決まっておらず、最終決定もまだだ」と述べている。
UEFAとFIFAはワールドカップの2年開催案で対立しているが、ネーションズリーグに南米勢が加わることになれば大きな動きになりそうだ。