12月18、19日に静岡県御殿場市内で開催された高校生以上を対象とするセレクション「合同トライアウト powered by ADP 2022」に、大学生34人、社会人37人が集結。

Jリーグクラブを筆頭に、さまざまなプロチームや社会人チームのスカウトが、選手たちの熱闘を注意深く視察していた。

トライアウトは、富士山の麓から強く吹く寒風の中で二日間に渡って行われた。

実施内容は以下の通り。

  • 7対7のハーフコートミニゲーム
  • 11対11のオールコートゲーム

これらが複数本行われ、技術だけでなく持久力も求められるイベントとなった。プロスカウトから注目されている選手も多く参加しており、即席チームながら簡単な約束事などの連係面について話し合い、各力を出し切れるように協力しながら試合を行っていた。

ここからは参加した選手の声をお届けしよう。

まずは、トライアウト1日目でアンカーポジションを務めたDF朴光薫(パク・クァンフン、同志社大4年)。的確なポジショニングでカウンターの起点を潰し、球際の強さも際立っていた。関西学生リーグ1部ではSBなどで存在感を見せていた選手だ。

朴光薫

「プロになりたい目標があるので諦めるわけにはいかなかった。(スカウトに)見てもらうメンタルの部分が大事になってくる」