アスリート化が進んでいるとされる現代フットボール。

選手の役割が複雑化し、様々な能力が求められるようになった。そこで今回は、世が世なら天下を獲っていたかもしれない、技術が一級品の選手たちを見ていきたい。

ルイス・アルベルト

ラツィオで10番を背負うルイス・アルベルト。セビージャ出身のスペイン人だが、若手時代にはリヴァプールでプレーしていた。

ただプレミアリーグではほとんど活躍できず、その才能は結局セリエAで開花している。2016年に加入したラツィオでは、2年目にパサーとしての地位を確立。強力なチームメイトにも恵まれ、アシストを量産するようになった。

現在29歳とキャリアで円熟期を迎えているが、今後更なる高みへ到達できるか注目である。