セリエAで5位と苦しむユヴェントス。第21節ローマ戦も敗戦濃厚の展開だったが、3-4の大逆転勝利を収めた。
3-1と2点をリードされて残り20分を迎えるも、そこから7分間で3ゴールを奪取。逆転した後にはマタイス・デリフトが退場になり、PKを献上してしまう。
だが、守護神ヴォイツェフ・シュチェスニがロレンツォ・ペッレグリーニのシュートをセーブしてゴールを死守するという怒涛の展開だった。
古巣対戦で英雄になったシュチェスニは『DAZN』の試合後インタビューでこう述べていたそう。
ヴォイツェフ・シュチェスニ(ユヴェントスGK)
「PKの感想?
自分はセーブしないためにあらゆることをやってしまったと認めなければいけない。
ペッレグリーニがシュートした時に自分はすでに倒れ込んでいたからね(先に動きすぎた)。
彼が自分に向けて蹴ってくれたのはラッキーだった。
ペッレグリーニのPKは2つの蹴り方がある。素早い助走に対して自分はフェイントをかけたけれど、そこで時間切れになってしまった」
ペッレグリーニはGKを先に動かすためにタイミングをずらす蹴り方をしてきたが、シュチェスニはそれにまんまと引っ掛かってしまう。だが、あろうことかペッレグリーニは倒れたシュチェスニに目がけてシュートを蹴ってしまい、あえなく阻止されたしまった。
【動画】実は大失敗だった…英雄シュチェスニが猛省したPK阻止シーン
ちなみに、ジョゼ・モウリーニョ監督が2点リードの試合に負けたのは、キャリアで2度目のことだとか(2015年1月にチェルシーが2-4で敗れたブレントフォード戦以来)。
試合後には「うちのロッカールームには少し優しすぎたり、やや弱すぎる人間がいる」とこぼしていたそう。
なお、ユーヴェFWフェデリコ・キエーザはこの試合で負傷交代になったが、重傷の可能性もあるようだ。