先週土曜に行われたカタール・スターズリーグのアル・ラーヤン対アル・ワクラーで、大きな事故が起こってしまった。

アル・ワクラーの元マリ代表DFウスマヌ・クリバリが、ハーフタイムの前に突然意識を失い、痙攣を起こしながらピッチに倒れてしまったのだ。

彼はその後メディカルチームの治療を受けて病院に運ばれ、命に別条がない状況まで回復することに成功している。

そして、彼がピッチに倒れたときに初期治療を行ったのが、アル・ラーヤンでプレーしているMFハメス・ロドリゲスだったそう。

ハメス・ロドリゲスはクリバリの頭の位置を動かし、適切に呼吸ができるような姿勢に調整していたという。

アル・ワクラーの医師ムフタル・シャーバンから、今回ハメス・ロドリゲスに感謝のメッセージが送られているとのこと。

【写真】両チームの選手から迎え入れられるアル・ワクラーのドクターたち

なお、試合はクリバリが倒れたあとに中止されており、後日再開されている。その際には治療にあたったアル・ワクラーの医師たちが両チームの選手に「ガード・オブ・オナー」で迎え入れられている。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」