シーズン途中に指揮官交代を決断し、アントニオ・コンテ監督を招聘したトッテナム。そのなかで厳しい立場に置かれているが、タングイ・エンドンベレだ。
2019年にクラブ史上最高額となる5500万ポンド(86億円)で加入したものの、いまだに一貫性を見せられていない。
FAカップでは交代時の態度でブーイングを浴びると、チェルシーとのカラバオカップではメンバーから除外された。
『fooball.london』や『Daily Mail』によれば、エンドンベレはトップチームの練習から除外され、個人での練習を余儀なくされているとのこと。
アントニオ・コンテ(トッテナム監督)
「(試合メンバーからの除外は)
テクニカルな決定だが、それを下す前にはクラブと相談する必要がある。
クラブにはラインがあり、私はそれに従わなくてはならない。
(彼はトッテナムで終わったのか)
現時点で彼はトッテナムの選手だ。多くの監督が彼のポジションに苦慮しているのを見てきた。
タングイにクオリティがあるのは確かだが、彼はチームを理解しなければいけないし、そのなかでプレーしなければならない。
規律を守り、そのポジションで求められることをやることが重要だ。
我々はタングイとともに懸命に取り組んでいる。
彼は他の選手よりももっと働かなくてはいけない。彼にはいくらかの才能はあるが、その才能をチームにもたらさなければならないからだ。
ひとりの選手のためにではなく、チームのためにね」
才能を評価しつつ、規律をもちながら、チームのなかでプレーする重要性を説いていたようだ。
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