ワールドカップアジア最終予選で中国、サウジアラビアと戦う日本代表。

先日、中国代表が滞在するホテルの警備担当者から新型コロナウイルスの陽性反応が確認された際、JFA(日本サッカー協会)は以下のような声明を出した。

日本サッカー協会(JFA)

「1 月 24 日、中国代表の滞在ホテルの警備を担当する関係者 1 名から新型コロナウイルスの陽性反応が認められました。

当該者は1 月 19 日、1 月 21 日および 1 月 23 日の業務開始前に実施した検査では陰性でしたが、本日行われた検査において陽性が判明したものです。

当該者は既に職務から離れており、現在、保健所の指示に従って対応しております。

中国代表のスタッフや選手、その他の関係者は、当該者の濃厚接触者ではないことを確認しております。1 月 27 日の試合に向けた中国代表の活動に変更はありません。

JFA は今後も関係者等の安全確保と健康維持を最優先に、スポーツ庁や厚生労働省、保健所などの関係当局の方針に基づいて感染拡大防止に取り組んでまいります。」

そうしたなか、中国の『新浪体育』は「JFA、ありがとう!」という記事を報じている。

『新浪体育』

「ご存知の通り、今回の代表戦は日本で行われるため、我がチームはアウェイチームとしてプレーすることになる。

後方支援の一部は日本チームが担当しており、中国は準備に完全に集中することができる。

だが、日本の疾病対策は比較的不十分であるため、国外でプレーするリスクは依然として比較的高い。

中国代表が滞在するホテルで警備スタッフが陽性になったというニュースがあり、中国代表は冷や汗をかく事態になった。

だが、中国選手との濃厚接触はなく、陽性となった担当者は職務を離れた。

この一件は中国選手に一切影響はなく、これは不幸中の幸いといえる。

それと当時にこの事件が明らかになったことで、我々はJFAが中国チームの安全なプレーと生活環境を整えることに最善を尽くしてくれていると感じることができる。

ロジスティクスサポートの面からも中国チームのファンたちは安心できる。

我々はJFAの尽力に感謝しなければならない」

今回の一件で日本側が万全の対策をとっていることが逆に分かったととらえているようだ。

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注目の中国戦は27日(木)に埼玉スタジアム2002で行われる。

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