ロイ・マカーイ

オランダ代表:43試合6得点(1996-2005)

2000年代を代表する点取り屋は、母親がインドネシアのモルッカ人であるという。

ゴールを奪うことに特化した職人タイプで、そのプレースタイルや優れたライバルの存在によって代表ではあまり結果を残せなかったものの外国で大きな名声を得た。

“スーペル・デポル”と言われたスペインのデポルティーボでリーガ制覇の主役となり、オランダの宿敵ドイツの雄バイエルンではエースを務めている。

ナイジェル・デヨング

オランダ代表:81試合1得点(2004-2015)

ナイジェル・デヨングは、“潰し屋”と聞かれれば真っ先にその名前が挙がる選手の一人だった。

相手が恐れるほどの荒々しさはチームの助けとなり、アヤックス、マンチェスター・シティ、ミランといったビッグクラブで活躍。オランダ代表でも長らく欠かせない存在だった。

彼の父親はスリナム生まれの元オランダ代表DFジェリー・デヨング。一方の母親はインドネシア・アンボン島にルーツを持つことが伝えられている。