ブンデスリーガ10連覇を目指す王者バイエルン・ミュンヘン。
だが、格下であるボーフムとの第22節では、4-2でまさかの惨敗を喫した。バイエルンがリーグ戦で前半だけで4点を奪われるのは、1975年のフランクフルト戦以来のこと。
バイエルンのレジェンドであるローター・マテウスも守備の脆さを指摘している。『SPORT BILD』によれば、こう語っていたそう。
ローター・マテウス
「あの2人はコストパフォーマンスが見合っていない。
ダヨ・ウパメカノとリュカ・エルナンデスだ。もっと期待していた。
(本当の意味で)ウパメカノはまだ加入していない。まるで異物のようだ。
彼が加入してから、7,8ヵ月経つ。どれほど多くの時間を与えればいい?
8か月になるのにピッチ上で十分な力を発揮できていない」
「(ファウルが多く、スピードが遅いというリュカについて)
彼はバイエルン史上最も高額な選手であり、もっと要求される」
「(ドルトムント移籍を決めたニクラス・ジューレについて)
金の問題ではなかった。
彼はイングランドから2つのオファーがあり、そのうちのひとつだったニューカッスルならより多くの金を稼げた。
彼はクラブ(バイエルン)からサポートされていないと感じていた。他の選手よりも冷遇されていた」
ウパメカノとリュカのDF2人は高額な移籍金に見合った活躍を見せられていないと指摘。前者は4250万ユーロ(55億円)、後者には8000万ユーロ(105億円)の移籍金が支払われている。
🔴⚪️ Dayot Upamecano this season 😎
What makes him so good?@RBLeipzig_EN | #UCL pic.twitter.com/SHUhk6c4O1
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) August 18, 2020
OFFICIAL: Bayern confirm Leipzig defender Dayot Upamecano will join the club on 1 July, on a five-year deal. ✍️
🤔 Good move? #UCL pic.twitter.com/miTs0CyaXE
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) February 14, 2021
その一方でバイエルンとの契約延長を拒否したジューレが、現時点で最も安定したCBになっているのは逆説的だとも伝えられている。