かつてカーディフ・シティでもプレーしたFWイブラヒム・メイテが、殺害未遂事件によって有罪判決を受けた。

イブラヒム・メイテは1996年生まれの25歳。クラブユースの経験はないものの、才能を発掘するためのアカデミーでプレーしたあと21歳で選手になったという異色の出自を持つ。

2017年にはカーディフ・シティと契約してプロ選手となったものの、クローリー・タウンへのローン移籍中に飲酒運転で逮捕されるなどトラブルを起こし、そのまま放出された。

その後はワーキング、ピリン・ブラゴエフグラード(ブルガリア)、デリーシティ(アイルランド)と渡り歩いて今季ウィンゲート&フィンクリーという7部のクラブに加入している。

今回裁判となっていたのは2019年の9月12日にロンドンのストリートで発生したという事件。

メイテはレオン・ヒューズという33歳の人物とともに車を走らせており、静かな住宅街に着いたときにリオ・アモスという人物と遭遇したという。

そこでメイテとヒューズは車から降り、アモスと口論を行ったそうだ。最終的にはその場を離れようとしたアモスの背中に、メイテはナイフを突き刺したとのこと。

ただ、傷を受けたアモスはメイテのものよりも大きな刃物を取り出して反撃。メイテは逃げ出そうとしたものの躓いて地面に転んでしまい、彼も刺されて深刻な傷を負ってしまったという。

今回行われた裁判では、「メイテ氏の攻撃は計画的なものであり、深刻な危害を加える意図があった。アモス氏の攻撃も合法的な護身の範囲をはるかに超えている」という結論に達し、両者に有罪判決が言い渡されたそう。

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記事によれば、口論の理由はナイトクラブの女性に関するものであったとか。

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