今季、1億ポンド(155億円)もの移籍金でチェルシーに買い戻されたロメル・ルカク。
ここまでリーグ戦での得点は5に留まっており、クリスタル・パレス戦ではプレミア史上ワーストとなるボールタッチ数(90分で7回)も記録してしまった。
ただ、『Sky Sports』によれば、トゥヘル監督はルカクを擁護していたそう。
トーマス・トゥヘル(チェルシー監督)
「(もっとボールタッチを増やすにはどうすればいいか)
自分に何ができる?分からない。対処するしかない。
データがあり、それは特定の言語で話す。
彼は試合に絡めなかったし、ストライカーにはそういうこともある。
いいDF陣と対戦した際に、自信がなかったり、スペースを見つけることやゲームにかかわることに苦戦すると、そういうことになりえる。
我々やロメルが望んでいることではないが、彼のことを笑いものにしたり、ジョークのネタにする時期でもない。
彼は渦中にあるが、我々は彼を守っていく。
チェルシーにはストライカーがやや苦しむ歴史がある。なので、ストライカーにとって、最も楽な場所ではないかもしれない。なぜそうなるのは分からないがね。
チェルシーは、競争力のある試合ではある特定の態度を持つ強固な守備的チーム、フィジカルなチームだと見られている。
我々はストライカーたちに守備面で多くのことを求めている。
フィジカルでハードワークをするグループにしたいし、フィジカルな試合もスキルフルな試合もしたい。その影響もあるかもしれない。
我々はその問題を十分把握している。
ただ、サッカー界では常にそうだが、ひとつの理由だけで問題が解決するわけではない。
複雑なスポーツだし、信念とチームワークを持ってプレーを続けていきたい」
伝統的に守備的なチームだという見方がされてきたチェルシーには、FWたちが苦しんできた歴史があると指摘。
🔵 Lukaku scoring goals in the #UCL 🔥
What's his best attribute? pic.twitter.com/A4cbmFfidV
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) August 12, 2021
実際、FW陣は守備面で多くのことを求められており、そういった影響もありえると見ているようだ。