2月14日から行われていたAFF U-23選手権。東南アジアの国によって行われる年代別のコンペティションだ。
もともとは12カ国の参加が予定されていたものの、オーストラリアが大会前に不参加を表明。さらにインドネシアとミャンマーの2カ国が新型コロナウイルス感染者の発生によって選手が不足し、大会前に撤退することとなった。
そのためブルネイ、カンボジア、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、東ティモール、ベトナムの8カ国を3グループに分けるという異例の組み合わせで行われていた。
注目されていたのは本田圭佑GMが実質的な監督として率いるカンボジア。ホームですべての試合が開催されるということで、前回大会の4位を越える結果が期待されていた。
開幕戦はブルネイを相手に6-0と勝利し、第2節もフィリピン戦で1-0と連勝。いいスタートを切ったものの、第3節で東ティモールを相手に敗れてしまう。
その結果東ティモールに継ぐグループ2位となり、さらに「2位のうち成績上位の1チームのみが決勝トーナメントに進む」というレギュレーションだったことから、タイの成績を得失点差で上回れず。
結局、本田圭佑率いるカンボジアはグループステージで姿を消すことになった。
【動画】決勝戦のタイ対ベトナム。プライドをかけた激戦となった。
なお、決勝トーナメントではタイとベトナムがファイナルまで駒を進め、0-1でベトナムが優勝を果たしている。