今季限りでパリ・サンジェルマンを退団するのではないかと伝えられているキリアン・エムバペ。

契約も今季限りとなっており、それが満了すると同時にレアル・マドリーへの移籍を決断するのではないかと言われている。

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それを阻止するためにパリ・サンジェルマンはなんと年俸5000万ユーロ(およそ63.8億円)+ボーナス1億ユーロ(およそ127.6億円)というとてつもない条件を提示しているという報道も…。

ついに彼がフランスリーグを離れるのか。今回パリ・サンジェルマンのスポーツディレクターを務めるレオナルド氏が『L'Equipe』のインタビューに答えている。

レオナルド(PSGスポーツディレクター)

「それは感情の問題だ。フランスの選手たちは、キャリアを始めたころから国外でのプレーを夢見ている。

1998年にワールドカップを制覇した選手たちの殆どが国外でプレーしていたのは偶然ではない。

そして2018年に優勝したときも、フランス国内でプレーしていたのはキリアン・エムバペ1人だけだった。ポグバとグリーズマンは国内でプレーした経験すらない。ジダンのキャリアのほとんども国外でのものだった。

ただ、あのときはパリ・サンジェルマンのような規模のクラブが存在しなかった。我々は選手を売るクラブではない。

エムバペはしっかり物事を考えているよ。土曜日のスタジアムでファンが見せてくれたものは壮大だった。

失礼に聞こえるかもしれないが、他のクラブにそのようなファンはいない。それは大きな問題かもしれないね。

年間5000万ユーロという給与の申し出はしていないよ。まだ具体的な提案もない。お金については最後になる。エムバペが最高の選手になるために、最高のコンディションを提供したい。

エムバペとの契約更新の可能性はまだあるが、なんとも言えない。売り物ではないし、我々はあらゆる手を尽くす。

それとは関係なく、キリアンはとても価値がある選手であり、落ち着いて物事を考えているよ。お金についてはまだ問題になっていない」

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