先月24日から始まったウクライナ侵攻により、イギリス政府はロシア関連の人物の資産を凍結する動きを行った。

ロマン・アブラモヴィッチ氏がその対象になったことにより、彼がオーナーを務めているチェルシーはビジネス面での活動がほとんど不可能になっている。

クラブの株式売却もできず、選手との契約更新、チケットやグッズの販売、選手の補強や売却も禁じられている状況。

特別な許可を獲得したことから試合自体は開催できるものの、それによる収入を得ることはできず、アウェイへの移動のための予算もないという難しい立場だ。

そして『The SUN』によれば、チェルシーの胸スポンサーを務めている「Three」が、現在クラブとのパートナーシップを再考している状況だという。

「Three」はイギリスの電気通信会社で、チェルシーとは年間4000万ポンド(およそ60億円)の契約を結んでいる。

しかしながら、現在もちろんそのスポンサーフィーについても動かせる状況にはないため、「Three」側はその契約を一時停止するよう要求しているという。

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また「Three」だけではなく、オフィシャルパートナーである「Zapp」(食品デリバリ―会社)も契約の解除を考えている状況であるそう。

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