20日、日本代表に合流したFW上田綺世(鹿島アントラーズ)がオンラインでの会見に臨んだ。

記者とのやり取りのなかで、話は“ストライカーとしての感覚”の部分に。

上田は記者から「こういう感覚に入った時は点が取れるみたいなものはある?」と問われ、こう返した。

上田綺世

「僕は特にないかもしれない。シュートを打つ時にどちらかといえば“無”になれたほうがいいかなと思っています。

いろんな選択肢や意識が自分の頭の中で回転している時は、プレーの選択は間違えないかもしれないですが、選択をするスピードとか思い切りの良さというのは無くなってしまいます。

やっぱり“無”でできている瞬間。本当に感覚に全振りしてできている瞬間が一番点を取れるんじゃないかなと思います」

今年の開幕前、Jリーグ公式の企画で中村憲剛と対談したアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)は、「自分がいいプレーをしてる時というのは考えてない時。考えるといいプレーができません」と語っていた。

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上田もまた、頭で考えている時よりも感覚で動けている時のほうがいいプレーができていると感じているようだ。

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