ACL準々決勝1stレグで中国に乗り込み、広州恒大と0-0で引き分けた鹿島アントラーズ。
それから日本に戻り、日曜開催となったJ1第25節の清水エスパルス戦はその試合から先発7人を入れ替えて臨んだが、敵地で0-4と圧勝をおさめた。
この一戦では日本代表FW上田綺世もプロ入り後初先発。いきなり3ゴールに絡む“大暴れ”を見せたぞ。
33分にPKを奪取すると(動画2分43秒~)、73分にはヘディングで(動画4分43秒~)、後半アディショナルタイムにも頭でダメ押しとなるチーム4点目のゴールを決めた(動画5分23秒~)。
何気ないようでどれも味方からボールを呼び込む動き、ポジショニング、そして決定力は秀逸。彼自身が目標としているイタリアの伝説的なFWフィリッポ・インザーギが憑依したかのような3つのプレーであった。
上田はこれでプロ入り後J1の5試合3ゴールに。出場時間126分と2試合にも満たない中でのこの数字はさすがというほかないだろう。