今年末にカタールで開催されるFIFAワールドカップ。

ただ、同国は移民労働者の人権問題を抱えており、批判の対象になってきた。

そうしたなか、すでに本大会出場を決めているオランダ代表のルイス・ファンハール監督の発言が話題になっている。『VI』によれば、カタールでの開催は馬鹿げていると痛烈に批判したという。

ルイス・ファンハール(オランダ代表監督)

「(オランダサッカー協会の)フイス・デヨングとともに私は委員会のメンバーになっている。

ミーティングで他国と合意されたものを聞かされる。

そして、自分たちにできることを聞かされたうえで、コメントをする。それに毎月取り組んでいる。

すでにこれまでの会見でも言及してきたことだ。あそこでワールドカップをやるという事実は馬鹿げている。

FIFAがサッカーを発展させたいと言っている国でプレーする。

だが、そんなのはデタラメだ、(サッカーの発展は建前であり、本当は)どうでもいいこと。

結局は金と商業的利益だ。それがFIFAにとって大事なんだ。

なぜ私が自分の専門的知識とともにFIFAやUEFAの委員会に加わらないと思う?

私は常にそういう組織に反対してきたからだ。

カタールについて言うことはできる。だが、世界からこの問題を取り除く助けにはならないだろう」

FIFAがカタールでW杯を開催するのはサッカーの発展ではなく、金のためだと公然と批判したようだ。

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批判されたFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は現在カタールで暮らしているとされている。

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