FIFAの評議会は、来季から「1つのクラブからローン移籍できる人数を制限する」というルールを採択した。

『Mundo Deportivo』によれば、この新しいルールは「若い選手の育成を促進し、競争力のバランスを改善し、若手の買い占めを防ぐ」ためのものだそう。

来季からは、1つのクラブから外のクラブへと貸し出すことができる人数が「8名以下」に制限される。

さらに次のシーズンには「最大7名」に。そして2024-2025シーズンには「最大6名」まで段階的に制限される予定だ。

その制限はホームグロウン選手、そして21歳未満の選手には適応されないが、ローン移籍の期間は半年~1年の間に限られるとのこと。また、1つのクラブに貸し出せる人数は最大3名に絞られる。

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チェルシーやユヴェントス、マンチェスター・シティなどが「多くの若手を獲得してローンで修行させる」という育成モデルを持っていることは有名。

この新しいローン移籍ルールによっていくらかの制限はかかる可能性があるが、若手にはそれが適応されないため、そこまで大きな影響にはならないのではないかと予想されている。

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