2022年カタールワールドカップのグループステージ組み合わせが決まった。
グループFは、ベルギー、カナダ、モロッコ、クロアチアが同居。モロッコ代表を率いるのは、かつて日本代表を指揮したヴァヒド・ハリルホジッチ監督だ。
今大会予選ではチェルシーのハキム・ジヤシュらを追放しながら、本大会行きを掴み取った。
そうしたなか、ハリルの古巣であるPSGでプレーした元フランス代表ジェローム・ロテンの発言が話題になっている。『RMC Sport』でこう述べたのだ。
ジェローム・ロテン(元フランス代表MF)
「彼は愛すべき人さ。本物のフットボールファンでもある。
でも、仕事や日々のこと、トレーニングでは、疲れることこの上ない。彼は何でもかんでもやりたがる。
彼はスタッフを信頼していない。いまやこれだけのツールがあるのだから、スタッフを信頼しないわけにはいかない。
選手との心理的な付き合いもうまくなければいけない。だが、ヴァヒドはその限りではない。
彼は90年代に閉じこもったままだが、もはや通用しない。
気分の不調和を理由に最高の選手のひとり(ジヤシュ)を拒否してしまう。
アシスタントたちを計算することさえしない。それが現実だ。こういう性格の人物に監督をされると疲れてしまう。
彼は対話も、我々が彼に立ち向うことも受け入れない。
衝突になりえる。ヴァヒドは予選突破をモロッコの人々や選手たちと祝うべきだ。
この勝利をまともに祝うこともできない。何人かの選手は耐えていたよ」
ロテンは「やり方が独裁的」であり、時代遅れだと批判していたという。
ただ、『TV N1 Sarajevo』などによれば、ハリルは「彼はずっと薬を飲んでいないので、くだらんことを言っている」とロテンに反撃していたそう。
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なお、69歳のハリルは史上初めて4つの異なる代表チームをワールドカップに導いた監督になっている(コートジボワールと日本代表では本大会前に解任)。
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