ヴィッセル神戸は10日に行われたJ1リーグ第8節で、セレッソ大阪に0-1と敗れた。
開幕から白星のない神戸はこの試合からミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が新たに指揮をとったが、未勝利に終止符を打つことができなかった。
神戸はこの後ACLに参加するために日本を離れる。C大阪との試合後には壮行のセレモニーが行われたが、主将のアンドレス・イニエスタが現在の状況について謝罪した。
アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸MF)
「コンニチハ、ミナサン。
まず今シーズンこのような状況になってしまっていることを本当に皆さんに対して申し訳なく思っています。
ただサッカーにおいても人生においてもチャンスはいつもあります。2年前、同じように決して良くない状況の中でACLに向かって状況を打開することができたことをみんな覚えていると思います。
今日からは頭を切り替えて、全員がこのACLを活用してこの(悪い)流れを変えることに集中していかなければいけないと思います。それをやるためのチーム(選手)はここに揃ってますし、そのために全員で努力していきます。
アリガトウゴザイマス」
なお、イニエスタはC大阪戦に先発したものの前半で退いている。
それについてロティーナ監督は試合後、「ここ数日の練習は良かったのですけど、今日はあまり感覚が良くなくて、疲れを感じていたということで交代の希望がありましたので、そのタイミングで交代しました」と明かしている。