ラ・リーガで降格の危機にあるマジョルカ。前節は王者アトレティコ・マドリーを撃破する金星をあげたが、第32節のエルチェ戦には3-0で敗れた。
この試合でもベンチスタートになった久保建英はイ・ガンインとともに後半頭から投入されている。
『AS』などによれば、ハビエル・アギーレ監督は起用法についてこう説明していたという。
ハビエル・アギーレ(マジョルカ監督)
「久保とガンイン、アマト・ヌディアイを同時に起用すると、あるものが与えられる一方で奪われるものもある。
同点に追いつくために、フォーメーションを変更して前に出た。この結果は私が見たものを反映していない。
(久保とガンインは)活発だし、足元もうまい。だが、サッカーは攻撃と守備が重要だ。
彼らは若いし、優秀だし、ハードワークもする。
彼らはプレーに値するが、アンバランスな瞬間を見つけなければならない。彼らのパフォーマンスには満足しているよ」
久保とガンインの能力を評価しつつ、攻守のバランスをとることが大事と説明。アマトを含めた3人を同時起用することの難しさも口にしていた。
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この日のマジョルカは5-4-1のシステムで、アマトを右サイドで先発起用。久保とガンインを同時投入した後の後半11分にアマトはベンチに下がっている。