J2開幕からゴールを量産するFW小川航基(横浜FC)が4月の段階で早くも二桁ゴールに到達した。

17日に行われたJ2リーグ第10節ベガルタ仙台とのホームゲームに、小川はこの日も2シャドーの一角として起用された。

横浜FCは前半に先制を許したが、52分と56分、小川が立て続けにゴールを記録して逆転に成功する。

1点目はロングパスを左足で見事なシュート!(動画3:30~)2点目はクロスに飛び込んで頭で合わせた。(動画4:01~)

先月末、四方田修平監督から「今は“打てば入る”感覚があると思う」と評された小川。その言葉通り以降もゴールを積み重ね、これが5試合連続のゴールとなった。

「FWは点が取れるときもあれば取れないときもあるし、10試合取れないこともあるのが、FWの宿命。取れるときに取れるだけ取るというのが大事だと思う」

彼はこれまで9点がシーズン最高だったが、4月のこの時点でそれを更新している。ただ昨季は1ゴールと苦しんだだけに慢心の気持ちはない。

「いまはうまくいっているけど、なかなか点が取れなくなったときに、チームがうまくいかなくなったときに、その選手の真価が見えると思う。良いときに活躍できるのは当たり前で、悪くなったときにどういう振る舞い、プレーができるかというのが大事だと思います」

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小川の活躍により2-1で勝利した横浜FCは開幕10試合を8勝2分で終え、J2リーグ首位を快走している。

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