日本人4選手が所属するセルティックを指揮するアンジ・ポステコグルー監督。
横浜F・マリノスでも巧みな手腕を振るった指揮官はマンチェスター・シティからも評価されている(マリノスはシティグループの一員)。
『Optus Sport』によれば、ドイツでもポステコグルー監督への評価が高まっているとか。
そう証言したのは、ブリスベン・ロアー時代にポステコグルー監督のもとでプレーしたドイツ人選手トーマス・ブロイヒ。現在はヘルタでコーチを務める彼はこう話している。
トーマス・ブロイヒ(ヘルタ コーチ)
「実際、(ドイツでもポステコグルー監督は)気付かれている。
本当に不思議だった。彼が日本で働いている時、圧倒的に優勝したからね。
他とは15ポイント差があったと思う(実際には勝点差6)。
マンチェスター・シティとの親善試合でも60パーセント以上もポゼッションしていた。
自分は彼のことを話題にし続けていたけれど、周囲は『あぁそうだな。でも、オーストラリアや日本だろ』って感じだった。
いまは彼がヨーロッパに来たので、『Wyscout』などのルーツを使って、実際に映像を見せることができるようになった。
『これが彼のやっていることだ。レンジャーズ戦でのチャンスメイクを見てくれ。2点目のゴールを見てくれ』って感じでね。
素晴らしいサッカーだよ。GKからのビルドアップ、あらゆるエリアでのポジション入れ替え、相手DFは誰を追いかければいいのかすら分からない。相手は狂ったように不安定に陥る。
(スコットランドリーグを去るのは時間の問題だが)常に懐疑的な要素は存在する。まだプレミアリーグではないね。ただ、かなり近づいているようには感じる。
いつか彼がビッグリーグで監督になるチャンスを得られることを願うばかりだ。個人的にはそうなると思う」
ポステコグルー監督のサッカーに魅了されたブロイヒは周囲にその凄さを伝えようとしてきたとか。
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オーストラリアや日本での実績はあまり評価されなかったというが、セルティックで評価を高めており、ビッグリーグで指揮するのも遠くないと信じているようだ。