現在、投資家との間でクラブの買収交渉を進めているとされるチェルシー。
これはオーナーであるロマン・アブラモヴィッチ氏が、イギリス政府による制裁措置のために資産を凍結されてしまったことによる対応である。
イギリス国内での商売ができなくなってしまったことからチェルシーも一切の資産を動かせなくなっており、クラブ存続のために新しいオーナーを迎える必要ができてしまったからだ。
しかし先日その中で一つのニュースが話題になった。
当初ロマン・アブラモヴィッチ氏はチェルシーに貸し付けていた16億ポンド(およそ2582.1億円)の返済を放棄したとされていた。
だが突然その意思を翻し、チェルシーに対して16億ポンドを返済するよう求めたという内容であった。そのために買収の交渉は難しいものになっている、という報道である。
もし来月末までに買収が決まらなければクラブの存続も危うい…と言われる中での気になるニュースだった。
Statement on behalf of Mr Abramovich.
— Chelsea FC (@ChelseaFC) May 5, 2022
ところが今回、チェルシーは公式サイトでそのニュースを否定。アブラモヴィッチ氏から16億ポンドの返済は求められておらず、売却による収益は慈善団体に寄付される方針であると発表した。
また、返済を求められているという一部メディアの報道については「完全に誤りである」としている。
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」