先日、29歳にしてこの世を去ったと伝えられたコンゴ民主共和国代表FWヨディ・ルコキ。
かつてトゥーロン国際大会で日本代表を恐怖に陥れた強烈ウインガーであり、サッカーファンには非常に名が知られていた選手であった。
その死因についてはあまり報道されていなかったが、今回『HetParool』が伝えたところによれば、なんと「親族に殴られた」傷が原因であったという。
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ルコキは今季トゥウェンテに所属していたが、シーズン前に膝の怪我を負ってしまったためにプレーできず、2月に契約が解除されたあともリハビリを続けていた。
記事によれば、ルコキは親族とのトラブルによって喧嘩をしており、そこで数人の親戚に殴打されていたそう。
そして6日にルコキは激しい頭痛と膝の痛みを訴えて入院することになったが、その時点ですでに深刻な感染症が発生していたとのこと。
医師はすぐにルコキの足を切断し、薬理学的昏睡状態にして回復を待ったものの、9日には敗血症による心臓発作のため死去してしまった…という。
ルコキはかつて家庭内暴力によって有罪判決を受けていたこともあり、親族との関係は複雑だったようだ。
なお、この事件については殺人に当たる可能性があり、現在警察が捜査を行っているとのこと。