今冬のワールドカップで日本と戦うドイツ代表。主力であるDFアントニオ・リュディガーは今季限りでチェルシーを退団することになった。

その彼が『The Players' Tribune』に「親愛なるチェルシーへ」という長文を寄稿。エンゴロ・カンテについてこう綴っていた。

アントニオ・リュディガー(ドイツ代表DF)

「サッカー界で最も素敵なひとりについて話しておかなければいけないね。

もちろん、エンゴロ・カンテのことさ。

チェルシーに加入する前から、彼の美しい話は全て聞いていた。

常に笑顔だとか、いまだに古いミニクーパーに乗っているとか、絶対に声を荒げることがないとかね。

でも、サッカー界がどんなものか知ってるでしょ?実際にはそんな人間などいない。

プレッシャーも失望もあまりに大きいからね。

僕らはみんな人間だ。常にクールでいられる人間などいない。不可能さ。

で、エンゴロに会った。

こちらが何を言っても、彼はこっちを見てうなずく。僕の言うこと全てが本当に興味深いかのようにね。

彼がやることを文章でどう説明していいのか分からないな…」