クリスタル・パレスの監督を務めているパトリック・ヴィエラ氏の「ファン暴行事件」は、お咎めなしという結論になりそうだ。

先日行われたエヴァートン対クリスタル・パレスは、3-2というスコアで終了した。

クリスタル・パレスが先に2ゴールを決めてリードを奪ったものの、その後エヴァートンが3点を取り返し、逆転に成功。

この勝利によってエヴァートンがプレミアリーグ残留を決定させたため、会場となったグディソン・パークに詰めかけたファンがピッチになだれ込んだ。

その中で、あるエヴァートンのサポーターがパトリック・ヴィエラ監督に近づいてスマホで撮影しつつ中指を立てて挑発。

【動画】ファンに一発ケリを入れるパトリック・ヴィエラ

それを見たヴィエラ監督はおもむろにその彼を捕まえ、キックを一発お見舞いしていたのだ。

警察や協会がこの行為について調査を行っていると発表していたが、『BBC』によれば今回警察がヴィエラ監督とファンに事情聴取を行い、何の処分も行わないことを決めたとのことだ。

ただ、グディソン・パークにファンがなだれ込んだことについては現在もサッカー協会らによって調査が進められており、何らかの罰則が加えられる可能性があるという。

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