今年のワールドカップで連覇を目指すフランス代表。
先日、キリアン・エムバペが「僕らは常にハイレベルな代表戦をプレーしているというアドバンテージがある。たとえば、UEFAネーションズリーグとかね。W杯になれば、僕らは準備ができている。アルゼンチンやブラジルはそれがない。南米ではヨーロッパほどサッカーが進んでいない。だから、過去のW杯を見ると、常にヨーロッパ勢が勝っているんだ」と発言したことが話題になった。
『TyC Sports』によれば、アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスはこう反論したそう。
エミリアーノ・マルティネス(アルゼンチン代表GK)
「(海抜3650メートルの)ボリビアのラパス、気温30度のエクアドル、息もできないコロンビア。
彼ら(欧州)はいつも濡れた完璧なピッチでプレーしている。南米がどんなものか知らないのさ。
(南米選手たちは欧州の所属チームから)代表戦のために移動する度に片道2日間かかる。疲労困憊でトレーニングもあまりできない。
イングランドの選手は30分で代表練習に行ける。
ボリビア、コロンビア、エクアドルに彼らを連れて行こう。どんなに楽にやるのか見てみよう。
あぁ、彼の発言は聞いたよ。ただ、アルゼンチンもブラジルも素晴らしい選手が揃っている。
ブラジルも僕らと同じように大半の選手がヨーロッパでプレーしている。アンフェアな発言だと思う」
欧州と南米では環境が違うし、移動も大変と説明。エムバペの発言はアンフェアなものだと感じたようだ。
【動画】メッシ絶望…アルゼンチンが伏兵ボリビアにボコられた衝撃シーン
アルゼンチンはメッシも出場した2009年のボリビア戦では敵地で6-1の大惨敗を喫したことがある。