昨年10月末にバルセロナの監督を解任されたロナルト・クーマン。『Vaques sagrades』という番組で様々な話題を語った。
バルサの戦術面については、過去に囚われすぎていると指摘しつつ、自らの成功を引き合いに出したという。
ロナルト・クーマン(前バルセロナ監督)
「4-3-3、ティキタカ、サッカーは変わったんだ。
より速く、よりフィジカルになった。過去に囚われてはいられない。
3~4か月間、我々は違うシステムで近年最高のサッカーをプレーして試合を支配していた。
アスレティック・ビルバオとのコパデルレイ決勝がその最たる例だ。
5バックが守備的なシステムだとは言えない」
クーマンはバルサ伝統の4-3-3だけでなく、3バックも併用。ビルバオを4-0で粉砕した一戦では、3-5-2システムを採用し、右ウィングバックにセルジーニョ・デスト、左にジョルディ・アルバを配置した。
5バックともいえる布陣だが、それは決して守備的ではないと述べていたようだ。
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なお、CB3枚はピケ、ラングレ、ミンゲサ、中盤3枚はデヨング、ブスケツ、ペドリ、そして、前線2枚はメッシとグリーズマンだった。