Jリーグは28日に開催した理事会で、JFL・鈴鹿ポイントゲッターズの「Jリーグ百年構想クラブ」資格を失格処分としたことを発表した。

三浦知良選手が今年から所属している鈴鹿ポイントゲッターズは、2020年11月末に行われたソニー仙台FC戦において「故意に敗戦しようとした」と元役員から告発を受けていた。

2022年2月28日、JFL規律委員会が鈴鹿の「懲罰の対象となりうる行為」を認定。鈴鹿の百年構想クラブ資格を「解除条件付き資格停止」とすることを決定した。

解除条件として、「クラブがガバナンス体制を改善する意思があり、2022年6月のJ3ライセンス申請期限までに入会を認め得る状況に改善する可能性があることを前提に、『ガバナンス体制の改善』ならびに『ステークホルダーからの支援継続』が実効的に機能し実践されているとJリーグ理事会において判断されること」が必要であった。

しかし本日の理事会で「ガバナンスの改善に至ると客観的に判断できうるまでの十分な体制構築が行われていない」と判断され、解除条件を満たすことができなかった。

鈴鹿は27日、取締役以下役員4人が辞任し、新たな役員と共に三浦泰年監督が代表取締役GMに就任することを発表していたが、この決定により来季のJリーグ昇格はなくなった。

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