レアル・マドリーでプレーしたラウール・ゴンサレスやアルバロ・モラタは、もともとアトレティコ・マドリーのカンテラに所属していた選手でもある。

『Marca』によれば、レアルとアトレティコは互いの下部組織から選手を引き抜かないという不可侵協定を15年間も守ってきたそう。両クラブの会長が口頭で合意したものだったというが、ついにそれが破られることになるようだ。

レアルはアトレティコのカデテに所属する2007年生まれの逸材ヘスス・フォルテアと契約を結ぶ見込みだそう。すでにレアルは代理人と契約の詳細についての取り決めを行ったとのこと。

アトレティコは選手側からクラブでキャリアを続けることを望んでいないと知らされたそうで、最も将来を嘱望されていた逸材のひとりを失うことに、クラブは失望とフラストレーションに包まれたという。

なんでもアトレティコとの関係がデリケートなものになっている代理人が重要な役割を果たしたとか。アトレティコは今後も有望なカンテラーノが引き抜かれることを憂慮しているようだ。

【関連】「禁断の移籍」を許して後悔した9つのケース

一方、レアルはアトレティコに優秀な若手を引き抜かれることはないと高を括っているとか。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい