スパルタク・モスクワはかつての所属選手であるアレクサンドル・コズロフが亡くなったと訃報を伝えた。
彼は1993年生まれの29歳、小柄ながらキレのあるドリブラーだった。
『Чемпионат』では、コズロフは同世代のなかでトップクラスの才能を持ち、ロシア代表の将来を担う「NEWアルシャヴィン」として期待されていたとしている。
弱冠15歳でスパルタクと契約すると、17歳でチャンピオンズリーグにもデビューしたが、その後は怪我に苦しめられた。
2人の子を持つ父親だった彼は来シーズンに向けて、ロシア2部チームで練習に参加していた。練習後にマッサージを受けにきたところで、体調が急変したという。
突然倒れた彼の顔は青ざめており、息切れも起こしていて、血栓が原因だったと伝えられている。心臓を動かそうとした後に救急車が到着したものの救命できなかったとも。
ただ、クラブ側は練習がなかったため、トレーニング後に亡くなったのはフェイクニュースだとしているという話もあり、まだ情報が錯綜しているようだ。