プレシーズンツアーの真っ只中にあるマンチェスター・ユナイテッド。
4-1で勝利したメルボルン・ヴィクトリー戦でファンが選ぶマンオブザマッチに選出されたのは、ジダンだった。
当然ながら、あのジネディーヌ・ジダンではなく、19歳のジダン・イクバルだ。
彼はパキスタン人の父とイラク人の母のもとマンチェスターに生まれた選手。イングランド代表でプレーする資格もあったが、イラクを選び、今年1月にフル代表デビューを果たしている。
すでにユナイテッドでもトップデビュー済みだが、『The Times』によれば、エリック・テンハフ新監督もそのプレーに感銘を受けたという。
メルボルン・ヴィクトリー戦では見事なボールキープ力を見せつけたほか、練習でもブラジル代表MFフレッジを鮮やかに料理するシーンがあった。
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ただ、ユナイテッドは中盤にクリスティアン・エリクセンを補強したほか、フレンキー・デヨングの獲得も狙っている。そのため、ジダンはプレータイムを得るためにローンされる可能性もあるようだ。