清水エスパルスに移籍することになったブラジル人ヤゴ・ピカチュウ。
当サイトでは2012年から彼を取り上げてきたが、ついに日本にやってくることになった。
当然ながら、ピカチュウというのは本名ではなくあだ名(ポルトガル語の発音だとピカシュウだが)。
本人はかつてESPNやGloboでこの名前で呼ばれるようになった理由を説明している。
2000年、8歳だった彼はフットサルチームに所属していたが、当時のコーチがピカチュウというあだ名をつけた。当初はその名前で呼ばれるのが嫌で怒ったこともあったとか。本人の発言を集めてみた。
ヤゴ・ピカチュウ
「コーチはやってきた少年たちを見ると、ニックネームで呼び始めた。
僕は背が小さかったので、ピカチュウに似ているなと言われたんです。
それで皆がその名前で呼び始めたんですよ。最初はそれが嫌いだったんです。でも、段々と慣れて、いまは普通になっています。
パイサンドゥに所属している時にピカチュウという名前を外したいかと聞かれたんですが、そのままにすることにしました。ファンもそれで僕を知っていますから」
「フットサルをやっていた当時、ガンソを育てたコーチに名づけられたんです。
小柄でスピードがあるからピカチュウになったんですよ。それでこのニックネームに慣れました。
でも、好きじゃなかったし、怒りました。
ただ、(フットサルチームからサッカーチームに?)一緒に入った選手が2人いて、ピッチ上でずっと呼ばれるので、そのうち慣れたんです」
彼は8~9歳からフットサルチームに所属しており、13歳でサッカーに転向したそう。
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当時所属していたフットサルチームには、後にブラジル代表になるガンソもいた。ガンソのほうが2歳年上だが、2人は一緒に練習したこともあるとか。