今夏のマーケットで久保建英が加入したレアル・ソシエダ。2002-03シーズンにはリーガ優勝を争い、惜しくも2位となったことで知られる。

レイナル・ドゥヌエ監督に率いられたチームはリーガの歴史上でも最高クラスの完成度を誇り、その選手たちは今でも高い知名度を誇っている。

今回は、その2002-03シーズンの中でも最も劇的な試合だったレアル・マドリー戦(4-2での勝利)でプレーしたスタメン11名を振り返ろう。

GK:サンデル・ヴェステルフェルト

現在:指導者、解説者

エドウィン・ファン・デル・サールと同時期にプレーしていたためにオランダ代表ではほとんど実績を作れなかったものの、2000年代の名ゴールキーパーとして名高いヴェステルフェルト。

トゥウェンテ、フィテッセ、リヴァプールを経てレアル・ソシエダに加入し、このシーズンは絶対的なレギュラーとして活躍。数多くのピンチを防ぎ、世界トップクラスの選手として評価された。

現在はゴールキーパーコーチやエージェント、評論家として活動。息子のセム・ヴェステルフェルトもプロのゴールキーパーで、AZで菅原由勢とチームメイトである。