鹿島アントラーズは8日、「岩政大樹コーチが新監督に就任する」と公式発表した。

今季スイス人監督のレネ・ヴァイラー氏を招聘した鹿島アントラーズであるが、新型コロナウイルスの影響もあって指揮官の合流が遅れるというトラブルも。その際には岩政大樹コーチが代役として監督を務め、開幕からしばらくを乗り切っていた。

そのような状況の中でもクラブはJリーグで上位に付けるなど結果を残してきたものの、エースであった上田綺世が夏にベルギーのセルクル・ブルッヘへ移籍したこともあり、夏に入ってからは苦戦していた。

そして直近では5試合で3分け2敗と勝利がなく、得点力も乏しい状況が続いていた。それを受けて7日にヴァイラー監督、コーチのドラガン・ムルジャ氏、フィジカルコーチのマヌエル・クレクラー氏を解任すると発表していた。

コーチからの昇格という形で古巣鹿島アントラーズの正式な監督に就任した岩政大樹氏は、クラブ公式サイトで以下のように話している。

岩政大樹

「鹿島アントラーズの監督という仕事は、確かに私の心に志していた未来でしたが、まさかこれほど早くとは想像もしていませんでした。

不安や恐れがないかと言ったら、それは嘘になります。ただ、今この状況で、自分にしかできないことがあるとも感じています。

そして何より、うちの誇れる選手たち、サポーター、そしてクラブを救いたい。輝かせたい。そう心が傾いたら、悩むことは何も無くなりました。

アントラーズは勝たなければならないクラブです。今年も残るすべての試合に勝ち、タイトル獲得を全力で目指していきます。同時に、今鹿島に求められているのは”新しい鹿島”を創り上げることです。

そのために、伝統ある『これまでの鹿島』を正しく定義し、新しい時代の『これからの鹿島』を選手たちと一緒に、そして皆さんと一緒に、手探りで見つけ出していきたいと思っています。

鹿島が鹿島であるために。カシマがカシマであるために」

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なお、鹿島アントラーズはこのあと14日にアビスパ福岡との試合を本拠地カシマスタジアムで開催する予定となっている。