バルセロナはチェルシーのスペイン代表DFマルコス・アロンソの獲得に近づいているとされる。
同じくチェルシー所属のスペイン人DFセサル・アスピリクエタにもバルサ移籍の話があったが、彼は残留を決断した。
『London Evening Standard』によれば、その理由をこう説明していたという。
「(バルセロナとの)話はあった。クラブのいたるところでね。
クラブW杯で優勝した後、自分は全てのトロフィーを獲得した唯一の選手になった。それでスペインに戻る時だと感じたんだ。
でも、その後、このクラブであらゆることが起きた(クラブ売却)。
自分はコミットメントを続けたくなった。
このクラブと対立することは一切していない。プライベートな会話で全てを話した。
この10年は移籍マーケットの状況に身を置いたことはなかった。
前回はマルセイユにいたし、今回は契約状況も違うものだった。出場試合数で(契約を延長する)条項があったからね。
一時期はフリーエージェントだったが、その後に何が起きたかは誰にも分からない。
沈黙を守ることにした。すでに身の回りが騒がしかったからね。
自分のプレーに集中したかったので、それ以上は悪化させたくなかった。
(2月のクラブW杯が)ターニングポイントだった。
あのトロフィーを勝ちとるために懸命に取り組んだ。その瞬間、違う気持ちになった。
あの時は『Wow、このクラブで全てを勝ちとった』、新しい賞が始まるかもしれないって感じだった」
「本当に興奮している。そうでなければ(サインしていない)。
新オーナーは僕に残留とピッチ内外でチームを牽引することを願っていた。
彼らには大いに感謝している。彼らは初日から誠実で分かりやすかった。我が家に留まる責任を感じていた。
僕らには新しいプロジェクトがあり、新しい選手たちや若手も入ってくる。前を向く準備はできているよ」
クラブW杯で優勝したことで母国帰還に気持ちが傾いたものの、チェルシーが新体制になったことでチームに尽くそうという気持ちが沸いてきたようだ。
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また、チェルシーとの契約が一旦満了して、フリーエージェントになった時期もあったとか。